スキンケア用語辞書

硬化油

タイトルライン

硬化油とは、常温で液体の脂肪油や脂肪酸に水素を化合させて常温で固体にした油脂のこと。

硬化油には、天然のものもあり、カルナバワックスなどの植物ワックスやミツロウなど動物系ワックスがそれにあたります。硬化油の水素添加前の原料としては、大豆油、ナタネ油、鯨油、魚油などの脂肪油があり、これらはオレイン酸、リノール酸、リノレン酸などの液体脂肪酸を多く含み、皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つためや、皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防ぐために用いられます。

口紅のベースやヘアケア、油性クリームなどに使用されています。

前のページ  次のページ